INTERVIEW
杭打機オペレーター
平成19年入社
建設工事の基礎を造成するために、地盤に杭を打ち込むのが私の仕事。工事前にボーリング調査は行われますがが、それはあくまでも一部分。地盤の全容は見えないのです。まったく杭が入らないとか、所定の深さに到達できないということも珍しくありません。だから、仕事を始める時はいつも緊張します。慎重かつ正確に、操作レバーに伝わる振動や手ごたえなどを確かめながら仕事を進めています。
SKILL UP
前職も建設業だったので、杭打機を含めた建設機械運転資格は持っていました。それを活かし、かつ自分自身の技術をレベルアップしたくて、杭打ちに特化した丸善重機に転職。
CHALLENGE
今迄で一番記憶に残る現場は、新潟駅前のすごく狭い狭隘地。杭打機、油圧ショベル、発電機やトラックなどの機械と、既製杭やセメントなどの材料をどう設置したら効率的に動けるのか、そもそもいったん分解して運んできた杭打機を組み立てられるのか、現場に到着した瞬間、頭が真っ白になりました。上司がよく言っていた「仕事は段取りが8分」、下準備こそ重要なのだとつくづく実感しました。
基本的には、杭打機オペレーター、油圧ショベルオペレーター、セメントを注入するプラントマン、作業スタッフの4名のチームで動きます。工事の内容や規模によってクレーンやトレーラーなどが加わることもありますが、その全員の連携があって初めてできる、決して一人ではできない仕事です。それだけに、やり終えたときには、仲間への感謝の気持ちが湧き上がります。