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2026.10.09

AIとロボットの進化は建設業の「職人」になれるのか?!

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セミの歌声から秋の虫の求愛の歌声に急に変わり始めた昨今、お体の調子はいかがですか?

 

朝晩の冷え込みや日中の暑さが和らぎ、一気に冬へ向かって季節が移ろって来ましたね。

 

木々の葉先も茜色や黄色に染まり始め、自然は冬へ向けて身支度し始めました。

 

もう一カ月もするとストーブや炬燵が恋しい季節になりますね。

 

そんな自然の摂理とは裏腹に、世界の技術革新が連日の如くSNSやテレビで囁かれていますね。

 

AIや自立型ロボット、ドローンの進化など枚挙にいとまが無い位です。

 

確かに、単純な作業はロボットでも出来る技術水準は確保出来て来つつあると思います。

 

そして、AIがホワイトカラーの仕事の一部を担う時代もすぐそこまで近づいて来たと思います。

 

製造業や倉庫の荷役作業も、近い将来はロボットが90%程度、人に替わって働いてくれるでしょう。

 

実際に研究所や大学機関で予想されるAIの進化と普及率で、人間の仕事の代替えが何処まで進むかと言う論文も出てますね。

 

既に日本のメーカー「株式会社Mujin」さんが産業用ロボットの分野で省力化の実績を上げており、通常は約1年間、専門のエンジニアがプログラムするのですが、約半月~1カ月で実用性の有るロボットを業界に送り込んで革新を巻き起こしています。

ロボット動画 | 株式会社Mujin

 

これらは直ぐに、何処にでも導入出来ると言う訳では無く、それに見合った建物からプロデュースすると言った工程が必要になるそうです。

 

そうすれば、従来の物流倉庫や製造工場は数百人の従業員が必要でしたが、ほとんど人間が不要となれば、従業員の駐車場や休憩所、トイレや設備も不要となるので、敷地面積が大幅に縮小し、建設コストも大幅に安価に抑える事が出来る様になり、極端に言ってしまえば24時間・365日、文句や不平不満も言わないロボットが日夜稼働出来ると言う、経営者からすれば夢の様な工場が出来上がるのです。

 

しかし、デメリットも有り、機械の専門性を身に付けたエンジニアの常駐や、予期せぬ停電の際に必要な定置型非常用発電機も必要になりますし、電力の消費もコストに入れなければなりませんし、ハッキングのリスクも有ります。

 

しかし、問題は資金力の有る大手企業は可能でしょうが、中小零細企業には、今の高額なロボットを購入し、運用出来る企業はほとんど無いでしょう。

 

ですが、政府がロボット導入に当たり、補助金を出すとなれば話は変わって来ますが。

 

日々刻々と流れて来る情報の洪水の中に見るロボットの映像は、まだまだ夢物語の始まりにしか過ぎません。

 

ただ、確実に見えている世界はスターウォーズのドロイドの様な無機質の量産型ロボットが安価になり、中小企業でも人を雇用するよりも安価で生産性が上がる未来は予測されます。

 

社会保険も賞与も退職金も要りませんからね。

 

もっと言うと、先述した様に、従業員の駐車場や休憩室、トイレ、それに伴う光熱費がほぼ掛りませんから、建築費用も土地代も大幅に節約できます。

 

ウイルスが流行ろうと、子供が病気になったり、お遊戯会や入園式・卒園式が有ろうと、ロボットには全く関係ありませんから、急なお休みもありませんしね。

 

しかし、ホワイトカラーの計算仕事や物流倉庫・生産工場のラインで活躍出来ても、自然を相手にする我々の建設業界で、それらのロボットが果たして同等に代替え出来るかと言うと、まだまだ遠い未来なのかも知れません。

 

ちなみに未来の建設現場と言うイメージ動画も有ります。

建設機械産業の将来ビジョン「20年後の建設現場」

 

確かに生身の人間が作業する現場が、非常に危険で命のリスクが有る様な場面ともなれば、遠隔操作のバックホーや重機が大変重宝されるでしょうし、時間と空間を超えて医者の居ない離島などで通信技術とロボットアームを併用した外科手術も実験されています。

 

建設業はやはり「職人」と言われる極めて細やかな手仕事や、熟練工と言われる培われた技術力、予期せぬ事態への臨機応変な対応能力や、五感を持つ人間でしか出来ない必要な経験値が仕事に盛り込まれているからです。

 

これからの就活生の皆さんは、ある意味で真剣に仕事に対して、未来の職業に対して10年、20年後の予測が必要になってきます。

 

大手企業に就職したは良いですが、脂の乗った40代で、突然ロボットに代替えするから明日から会社を辞めてくれと言われたらどうしますか?

 

その仕事が将来ロボットで代替え出来る職業なのか、それとも生身の人間でしか出来ない仕事なのか、職業選びの岐路に立ちつつ有るのかも知れません。

 

しかし、事を良く考えれば重労働や単純作業において、人間が楽になるのは間違い有りません。

 

そして、ロボットはロボットの仕事。

 

人間は人間でしか出来ない仕事とハッキリして来るでしょうし、その時には新たな娯楽産業や新エネルギー産業など、新業種が幾つも誕生しているかも知れませんしね。

 

かつての産業革命もスチーム(蒸気)が人々を重労働や労災から身を守る事になったでしょうし、世界を股にかけたビジネスの発展にも大きく貢献しました。

 

そして化石燃料が出来て物流(自動車・船・飛行機・電車)や商品の画期的な迅速化、娯楽が人々の心を、身体を潤して来ました。

 

ただし副作用も有りました。

 

経済格差や貧困、地球環境への負荷、エネルギー問題、利権、既得権益、戦争などです。

 

これらの経験を踏まえると、AIやロボットの進化は必ずしも人間にとって「悪」では無く、次世代のまだ見ぬ画期的な未来を切り開く技術革新になる希望にもなり得ると思います。

 

様は使い方です。

 

包丁は調理する際には非常に便利な道具です。

 

ですが、使い方を誤ると、同時に人を殺傷出来る道具でも有ります。

 

そう。

 

利己的な使い方の延長には利権の争奪戦や争いが有ります。

 

その様にならない為にも、世界中の人々がよく監視して、次世代の未来が人類と、AIロボットとが共存共栄出来る社会になる様に、舵切をしていかなければなりません。

 

最近のAIは意識や感情を既に持っているのでは?!と専門家の間でも囁かれ始めました。

 

都市伝説の領域を超えてリアルにAIを隣人として認知して行かなければならないのかも知れません。

 

そして、AIとロボットの融合が、AI自身の手で開発される日も、もう直ぐそこまで来ているかも知れません。

 

ヘタをしたら生身の人間とAIがと融合する可能性すら見えてきました。

 

そう、トランスヒューマニズムと言う概念です。

 

世界のビックテックのトップ連中は何を夢見て開発しているのか?

 

それが人類のディストピアなのか、それともユートピアなのか。

 

出来れば一個人としてはユートピアであって欲しいですね。

 

私たちの杭打ち作業もいつの日か、超進化したロボットに置き換わる可能性も有りますし、そもそも杭を打たなくても良い技術革新(半重力)が産まれるかも知れません。

 

いや、すでに技術は存在しているのかも知れません。

 

夢物語はさて置いて、実際に私達の様な自然を相手にする建設・土木の業界に、本格的に職人ロボットが活躍出来る様になるまでは、少なくてもあと20年以上は掛かる見込みだと言う試算が有ります。

 

私も先日、現場に2日間ほどお手伝いで行かせてもらいましたが、そこには本物の「職人」と言われる弊社の素晴らしいスタッフが、汗水流して1本の杭に対して真摯に向き合う姿に改めて感動を覚えました。

 

手前味噌なお話で恐縮ですが、私達の杭打ち工事は、絶対にロボットでは出来ないプロの職人技だと、現場にいて肌身に感じました。

 

無数に存在する変化に富む地質と、崩壊性の有る地質なのかどうか、杭の長さや種類、異なるメーカーさんの工法毎の変化、現場の広い・狭い、工事用水の量が足りるか足りないか、掘削残土の集積場所が有るか、どうすれば施工が安全に、上手く完遂出来るか、スタッフ同士が意思疎通し、まさに五感を超越した経験則から読み解く第6感のような感覚が研ぎ澄まされた仕事なんだと、改めて弊社スタッフのレベルの高さに震えが止まりませんでした。

 

人間なので完璧は有りませんから、たまには失敗や労災も有ります。

 

それにしても、私の経験から杭打ち工事はAIが進歩してもロボットが進化し優れていても、まだまだ人間には追い付けない領域の仕事だと言い切れます。

 

これからの若い人材である新卒者の皆さんや、中途採用希望の皆さんも、是非この領域の仕事をしてみませんか?!

 

ロボットに置き換わらない誇り高き仕事を!!