FAQ

杭工事 よくあるご質問

Question

既存の建物や、すぐ道路に面している部分に杭を打ちたいのですが、構造物や道路から、どれくらい離れていれば杭を打てるのでしょうか?

Answer

現場の広さや状況、杭の大きさ・長さによって杭打機の種類や、施工する際に使用する様々な仕掛けも変わってきますので一概には言いきれませんが、基本的には既存の構造物の壁面から、新規で打設する杭面まで、おおよそ1.5m~2.0mは離さないと、掘削するオーガーマシンや、杭をジョイントする際のイカダやカンザシと呼ばれる特殊な仕掛けが設置出来ません。また、下ばかりに気を取られていると、構造物の上にあるヒサシやダクト、室外機なども時には邪魔になりますので、注意が必要です。打設する杭径の大きさによっても変わってきます。また道路に近い場合は、セメントミルクが溢れて、公道に漏れだすといった事例もありますので、セメントミルクを吸引処理するバキューム車の配置なども考慮しなければなりません。また、杭施工する現場のすぐ近くに駐車場があり、一般の自動車がある場合も、持ち主や店舗の方と相談していただいて、何らかの養生や対策が必要です。また、道路と現場の境にある電線も見落としがちになります。打ち合わせ時は杭芯が出ていないケースが多く分かりにくいですが、いざ杭芯を出してみたら上空の電線と杭芯の位置が近接してしまって、移設や偏芯を余儀なくされる場合も多々あります。きわどい場合は、ご連絡いただければ現場にお邪魔して、アドバイスをさせていただきます。

現場写真

継ぎ杭の際に使用するイカダ

既存建物付近はミルクで汚れるので養生も必要

室外機とダクトを外しφ3045の杭を打設

下杭や掘削スクリューを保持する機材(約2m×2.5m)

大径用の下杭保持枠(これを設置する離隔必要)

既存建屋の飛散防止養生

単管と番線を使ったカーテン式シート養生

4mの桟木とシートを使った簡易養生

また、この他にも疑問や現場の抱える問題点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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