杭工事 よくあるご質問
Question
Answer
よくある質問の一つです。
現場は工事を進められるのですが、杭の製造期間中、やる事が無いので工期短縮の為に先行してL型擁壁を打ってしまいたいと言うお問い合わせは多いです。
杭打屋の立場からすると答えは「NO!」です。杭を施工する際に掛かる掘削土圧は想像よりも強く、杭芯から3m~4m離隔があっても90%の確立でズレてしまいます。ちなみに今までのケースでは、大きい杭であろうが小さい杭であろうがズレてしまいました。
また、L型擁壁を打設しないとセメントミルクが溢れてしまい、隣地に流出する可能性が有る場合は、簡易土留めか矢板工事、安価で意外と役に立つのが単管にコンパネで止めるというやり方があります。
しかし、隣が川や用水、田圃などが近い場合、やはり現状をしっかりと確認してから対策をするという事が必須になってきます。何かあってからでは手の打ちようがありませんから。
実際にずれてしまったL型擁壁
土圧でひび割れを起こしてしまったL型擁壁
単管を打ち込み、コンパネでセメント流出養生
単管を打ち込み、コンパネでセメント流出養生
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